アレルギー物質を除去したレシピ
こちらでは、7品目(卵・牛乳・小麦・そば・落下生・えび・かに)が除去されたレシピが紹介されています。 食物アレルギーねっと【今月のレシピ】 |
食物アレルギーとは?
アレルギーとは、簡単に言うと「外部からの異物に対して体を守るための免疫作用が過剰に反応すること」です。
食物アレルギー(しょくもつアレルギー)は、アレルギーのうち食べ物が原因で引き起こされるものを指します。
食物アレルギーねっとは、食物アレルギーに関する情報をコンパクトにまとめており大変勉強になる素晴らしいサイトです。是非一度ご覧になることをおススメします。
ここでは、食物アレルギーに関して調べたことをまとめておきます。
食物アレルギー要約
そもそもアレルギーはどういう仕組みで発生するのか?
根本的な原因は医学的なことになります。関連リンクを参考にしてください。
アレルギーの症状にはどのようなものがあるのか?
- 皮膚症状(じんましん、痒い、皮膚が赤くなる、顔が腫れるなど)
- 呼吸器症状(咳、ゼイゼイする、呼吸困難)
- 粘膜症状(口が腫れる、目が赤くなる腫れるなど)
- 消化器症状(腹痛、吐く、むかむかする、下痢)
- 重症では血圧が下がって意識がなくなる、ぐったりなるアナフィラキシーショックを呈する
食物アレルギーねっと「食物アレルギーの症状」より
アレルギー源にはどのようなものがあるのか?
次の7つが主要なものです。
- 卵
- 乳
- 小麦
- そば
- 落花生
- えび
- かに
※ただし、年齢により発症しやすいアレルゲンの構成比率は変わります。
アレルギーの経過
耐性化
アレルギー反応を起こさなくなること
耐性化しやすいアレルゲン
小児の食物アレルギーでは成長とともに軽快・治癒する可能性があります。卵、乳、小麦などは入学前に8割程度が耐性化します。
耐性化しにくいアレルゲン
ピーナッツ、魚介類、果実、ソバ、種子類
加工品における原料表示義務について
食物アレルギーねっと「アレルギー物質の表示」より
先に挙げた7つの主要なアレルゲンは表示義務品目となっています。(食品衛生法施行規則)
以下のものは、表示義務はありませんが、表示推薦品目となっています。
- あわび
- いか
- いくら
- オレンジ
- キウイフルーツ
- 牛肉
- くるみ
- 鮭
- 鯖
- 大豆
- 鶏肉
- 豚肉
- まつたけ(松茸)
- もも(桃)
- やまいも
- りんご
- バナナ
- ゼラチン
その他、食品衛生法には規定が無いものの、食物アレルギーを起こしやすいとされるものには以下のものがあります。
- わさび
- カカオ(チョコレート・ココア)
- アーモンド
- 米
- ごま
- キビ
- ヒエ
- じゃがいも
- マンゴー
- 上記以外の魚介類
アレルギー物質の表示に関する注意点
表示義務品目であっても条件によっては義務外となったり、品目の表示方法には紛らわしい点、難しい点がありますので注意が必要です。
1.条件によって表示義務対象外となるもの
表示義務品目となっているものでも、条件によっては表示義務がないことがあります。
- 店頭で計り売りされる総菜・パンなどその場で包装されるもの
- 注文して作るお弁当
- 容器包装の面積が30cm2以下のもの
2.明らかにアレルギー物質が含まれることが分かる場合の別名表記
アレルギー物質が含まれていることがわかる時には、アレルギー物質名に代わり、加工品名を表示しても良いとされています。
例えば、「卵」の場合、「親子丼」「オムライス」と表示する場合には「卵」を明記する義務がありません。
その他にも、下表のようなものがあります。
(注意)下表は例でありすべてではありません。
表示義務品目 | 別名表記 |
---|---|
乳 | ヨーグルト |
大豆 | 醤油、みそ、とうふ、油揚げ、厚揚げ、豆乳、納豆 |
3.アレルギー物質と類似する食品成分でアレルギー表示の義務のないもの
(注意)下表は例でありすべてではありません。
表示義務・推奨 | アレルギー表示義務のないもの | |
---|---|---|
小麦 | 義務 | 大麦、ライ麦、えん麦、はと麦 |
海老 | 義務 | しゃこ類、あみ類、おきあみ類 |
オレンジ | 推奨 | 温州みかん、夏みかん、レモン、グレープフルーツ |
参考
食物アレルギー
アレルギー